デーモン閣下、“師匠”輪島さん悼む 大相撲中継で共演 ここ1年は会えず「闘病の姿見せたくないと」
2018年10月09日 13:37
芸能
「氏が角界を離れ何年も歳を経た平成18年ころからプライヴェートでの交流を持たせてもらうようになった。何十回も食事の席に誘ってもらい、吾輩のコンサートにも来臨をたまわった」といい、「10年前に吾輩が初監督として発表した短編映画『コナ・ニシテ・フゥ』においては、吾輩の世を忍ぶ父親の役を引き受けお子様たちとともに出演してくださった」と回顧。続けて「ここ1年くらいは『人に会いたがっていない』ということだった。闘病のためやつれた姿を見せたくないとのことだったので、吾輩も何かの誘いをしたりなどは遠慮していた。気にはしながら見舞状を出したりはした」と明かした。
金銭問題などで85年12月に日本相撲協会を退職した輪島さん。「氏は9年前一月場所の『NHK大相撲中継』に、当時の北の湖理事長の取り計らいもあって解説者として出演され、長期にわたる角界との公式的な絶縁状態が解消された。その日、吾輩も一緒にゲスト出演したのであるが、放送が終った後に氏から礼の言葉を頂戴した。相撲ファンとしての何よりの宝ものである」と共演を振り返った。