片岡愛之助 朝ドラに適度な胡散くささを 監督からの“ダメ出し”にめげず
2018年10月12日 09:30
芸能
今後も胡散くささはエスカレートしていく。「全身、白スーツで出てきますから。衣装合わせの時に監督さんに言われて、ほかの人が着る予定だった白スーツを着てみることになった。“これはやりすぎじゃないかな”と思ったけど、“ピッタリですね”となっちゃった」
2013年のTBSドラマ「半沢直樹」でオネエキャラの金融庁検査官役を怪演。以来、個性的な役を演じる機会が増えた。「自分にない役を演じるのは楽しい。デフォルメして作る面白さがある。特に、普段できないことを堂々とできる悪役は一度やったらやめられなくなりますよ」
今探っているのは、朝ドラにおける適度な胡散くささ。「立ったり座ったり動いたりしながら萬平君を責めていたら、監督さんから“そんなに濃くしていただかなくて結構です。朝ドラなので”と言われた。僕としては楽しいんですけど、やり過ぎると良くないみたい(笑い)」
朝ドラに出演するのは初めて。「僕は上方の役者なので、大阪で作っている朝ドラに出ることができて本当にうれしい」。舞台出演と並行して撮影に参加するなど、多忙な毎日が続く中、気分転換になっているのがドライブ。「東京から(撮影場所の)大阪まで車で行って、その間にあるサービスエリアに一つずつ寄っていく。各地の名物を食べていたら旅行気分になって、あっという間に着きますよ。運転も好きだから全然疲れない」
リフレッシュ方法も個性的。朝ドラでも独特の存在感を放ってくれそうだ。
=終わり=