「下町ロケット」徳重聡の変貌ぶりにネット驚き 嫌みなエンジニア・軽部役「全然気付かなかった」「別人」
2018年10月14日 22:25
芸能
「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「陸王」に続き、池井戸潤氏の原作は5度目のドラマ化になるTBSだが、続編制作は初。今回も、おなじみの伊與田英徳プロデューサー&福澤克雄監督のゴールデンコンビを中心に制作。第2弾の原作「下町ロケット ゴースト」(小学館)は7月20日に発売されたばかり。宇宙から大地へ、新たな物語が始まった。
徳重が演じるのは、佃製作所のエンジニア・軽部真樹男役。過去に別会社で開発経験があり、仕事への情熱は人一倍あるが、ぶっきらぼうでドライな性格に加え、口調も気力なさげに聞こえる。
佃製作所が自動車などの部品「トランスミッション」の開発に新たに挑むにあたり、軽部はリーダーとして立花(竹内涼真)加納(朝倉あき)とプロジェクトチームを組むが、コンペが迫る中、連日、定時の午後6時退社。
ようやく完成した立花の設計図に対しても「野暮ったい。やり直し。コストオーバーしているじゃねぇか。話にならねぇよ」と席を立つ。またも定時に帰る軽部に、立花は「いい加減にしてくれよ。チームなんですから、アドバイスの1つぐらい下さいよ。じゃあ、あなたはあれ以上のスペックが出せますか」。軽部は「スペック、スペックって、うるせぇなぁ。どんだけスペックが高かろうが、予算内に作れなきゃ、何の意味もねぇんだよ。無駄。無駄な努力。付き合うのも、無駄」と吐き捨てた。立花は激昂。軽部の背後から帽子を投げつけ、衝突した。
黒縁メガネ姿の徳重は「『1億人の心をつかむ男』新人発掘オーディション〜21世紀の石原裕次郎を探せ!〜」グランプリのさわやかなイメージを一転。SNS上には「軽部のいけ好かなさよ。徳重聡やったんか。めっちゃいいね。 嫌味ったらしい役とか影のある役がうまいって素敵」「徳重聡?全然気付かなかった!」「軽部役誰だろー?って調べたら、イケメンの徳重聡さんで驚いた」「別人に見える」などの声が上がった。
一方「軽部さん、愛想がいい方ではないけど、いいとこ突いてくるじゃないか。芯はありそう」「言動に間違いはないんだよな…安易に憎めない」などの感想もあり、今後の役回りが注目される。
徳重は「現場のピリピリした緊張感はすさまじいものですが、とても楽しい毎日です。熱いメンバーの中で1人冷めている軽部ですが、私自身はとても熱い思いで演じております」と張り切っている。