坂上忍 はいつくばってタスキつないだ女子駅伝「もはや駅伝になってなかった」
2018年10月23日 14:10
芸能
坂上は「衝撃的な映像ですから、僕もびっくりしちゃいました」と本音をもらした坂上。「四つん這いになって、ゴールしたことは素晴らしいことだけど、もはや駅伝にはなってなかった」と分析。現場の審判員ははいつくばった状態でゴールに中継所に向かう選手に「あと70!これは行かせてやりたい」などとエールを送っていたことにも触れ、「審判員が一個人を応援しちゃってたんだよね」と苦笑。「審判員の肩書きがあるならば、目の前で異様な光景があるわけで、あり得ない光景。どうすべきなのかを、応援よりも監督からだけでなく、逆方向からの投げかけができるような状態になっていれば、止められたと思う」と疑問を投げかけた。
さらに「今回のを見て、高校野球を思い出してしまって…」とも。「今回のを見て、高校野球を思い出してしまって…。野球をずっとやっていたから、高校野球も甲子園で負けたら終わっちゃう、エールピッチャー頼りのチームは1試合で150球だ、180球だって投げないといけない。あれも、今もどうなの?って言われている。日本人が好きなパターンではある」と高校野球の球数問題と重なる問題であると指摘した。
一方、ゲストとして出演したマラソンランナーの谷川真理さん(55)は「駅伝は個人競技ではない。1つのタツキを6人でつないて、結果を出すという競技。タスキの重さは本当に重い」としたうえで、「彼女自身が倒れても、タスキをつなぎたい、もし自分がやめてしまったら、残りの選手は走れなくなる。とにかくはってでもタスキをつなけば、残りの選手が区間賞を取れるかもしれない。その思いで最後までやってのは素晴らしいと思う」と称賛した。