主演女優賞の石原さとみ「アンナチュラル」は「誇り。辛いことも今は愛せる」
2018年10月25日 19:48
芸能
同アウォードでは「失恋ショコラティエ」で2014年に助演女優賞を受賞して以来2度目の受賞。石原は「ここの壇上に立った時に、ショコラティエの時のあの受賞から自分の気持ちも、周りの環境もリアクションも変わった気がして、スタートを切れた感じたした」と4年前を回顧。「また再び『アンナチュラル』という作品で、主演という立場で受賞できたのは新たなスタートが切れたら嬉しいなと思って、そういう意味で自分にとっては特別な賞です」と笑顔を見せた。
撮影中のエピソードを聞かれ、共演した松重豊(55)との中打ち上げでの会話を挙げた。石原が「いい意味で頑張らずに、無理せず、主演のプレッシャーが全然感じずにいられる現場が初めてなんです」と話すと、松重は「それが嬉しいんだよ。そのために僕らがいるんだ」と返したといい、「泣きそうになるほど、安心して、幸せを感じたんです。貴重な現場だなと思って。役で伸び伸びしていて、そんな幸せと安心を感じられる現場はなかなかない。そういう作品にまた出会いたいなと凄く思います」と話した。
「アンナチュラル」という作品について石原は「誇り。自信を持って見てほしいと言える作品」とキッパリ。「この作品が心から好きって、この作品が本当に面白いって心から言えるって、それに主演の立場で参加できることが幸せなこと。辛いこともあったんけど、それすらも今は愛せている。この作品がずっと光のような、かけがえのないものだなと思います」と胸を張った。