フジ幹部 「タイキョの瞬間」批判に言及「外国人差別の意図はない」
2018年10月26日 16:37
芸能
![フジ幹部 「タイキョの瞬間」批判に言及「外国人差別の意図はない」](/entertainment/news/2018/10/26/jpeg/20181026s00041000168000p_view.jpg)
報道担当の岸本一朗専務は「番組のコンセプトはさまざまな“退去の瞬間”にフォーカスを当てて、まさにその瞬間を放送した。不法滞在、不法就労の外国人の方を摘発した(ところを放送した)。決して、外国人を差別する意図もございませんし、差別を助長するということも毛頭ないと考えています。ご指摘があったように、いろいろなところからご批判はありましたが、これについても謙虚に受け止め、番組制作、編成を含めて全体に共有したというところです」と経緯を説明した。
ネットなどで賛否が起こる中、外国人問題に取り組む25人の弁護士らが同局に「内容が極めて不適切であり、対象となった外国人のみならず、日本に滞在するすべての外国人の人権、名誉感情を著しく傷つけるものであった」などと意見書を送った。意見書について、岸本専務は「回答し、それに対するさらなる要望書をいただいた」段階だという。同局側からの回答内容は「ご意見はきちんと謙虚に受け止め、現場で共有していきたいというのがメインの骨子です」とした。