ダル、安田さん“自己責任論”に反論「ルワンダのこと勉強して」 本田も「助かって良かった」

2018年10月26日 21:24

芸能

ダル、安田さん“自己責任論”に反論「ルワンダのこと勉強して」 本田も「助かって良かった」
カブスのダルビッシュ(左)と豪メルボルン・ビクトリーの本田圭佑 Photo By スポニチ
 内戦下のシリアで拘束され、3年4カ月ぶりに解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)に対して“自己責任論”が起こっていることについて、大リーグ・カブスのダルビッシュ有(32)とサッカー元日本代表で豪メルボルン・ビクトリーの本田圭佑(32)が、それぞれツイッターで反応した。
 ダルビッシュは「一人の命が助かったのだから、自分は本当に良かったなぁと思います」と投稿。すると、フォロワーから「あの場所に行く必要があるのだろうか」など安田さんの自己責任を問う意見が寄せられた。

 ダルビッシュは「でも誰かが行かないと内情が分からない」「ジャーナリストが現地にいるだけで、非人道的な殺戮はだいぶ抑制できているでしょ」と反論。「危険な地域に行って拘束されたのなら自業自得だ!と言っている人たちにはルワンダで起きたことをよく勉強してみてください。誰も来ないとどうなるかということがよくわかります」と94年のルワンダ大虐殺を例に挙げて呼びかけた。

 本田も「色々と議論がなされているみたいやけどとにかく助かって良かったね」と安田さんについてツイート。ダルビッシュの「日本が戦争をしていてたくさんの人が殺されているなかで世界のどの国もが知らんぷりだったらどうするんだろう?って妻と話していました」という投稿を引用し、「僕も色んな国に好きでいくので、しかも政治やビジネスに関して好きな事言うので、このまま拘束されたりしたら、ホンマにヤバイかもっていつも思ってます。ダルビッシュさん夫妻がいればもっとガツガツいけそうです」と渡航の度に不安を抱いていることを明かした。
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