藤井聡太、棋聖戦2次予選進出!今泉四段に雪辱の勝利「去年より一つ上に」
2018年10月31日 17:29
芸能
「これ以上やってもみじめ。内容的には完敗で、指す手がなかった」。年齢制限などで2度の棋士養成機関・奨励会退会を経て2014年、史上最年長の41歳でプロ入りした苦労人の闘志をへし折った。
前日30日の王座戦5番勝負で斉藤慎太郎七段(25)が中村太一王座(30)に勝ち、3勝2敗で初タイトルを獲得した。斉藤は奈良市出身。棋界の8冠中、藤井と同じ関西に久保利明王将(43)、豊島将之2冠(28)の計4冠が集うことになり、タイトルホルダーと対局できる機会が増えそうだ。実際、叡王戦では24人の本戦トーナメントの初戦で対局が決まっている。「貴重な機会なので、全力を尽くして戦いたい」と意気込みを語った。藤井は今年度成績を26勝5敗、通算成績を97勝17敗とした。