出川哲朗 イッテQ騒動に男気初対応、信頼貫く「頑張ってる」
2018年11月13日 05:30
芸能
出川はイベント終了後、退場の際に取材陣から騒動に関するコメントを求められると「僕は(ロケを編成する)班が違うので…」と話しだすも、スタッフに促され、そのまま舞台袖に。だが、「それで終わっちゃうのはイヤだな」と男気を見せ、自らステージに戻った。
番組出演者が騒動後、公の場で対応するのは初めて。「スタッフも(宮川)大輔も、とにかく面白いものを作りたいという気持ちで頑張っているんですよ」と共演者やスタッフへの信頼をにじませ、語気を強めた。
さらに、「論点は違うかもしれないけれど、海外(のロケ)ではコーディネーターさんとの食い違いもあるし、温泉が熱湯だと言われて入ったらぬるかったこともある」と自身の体験を踏まえ説明。そして、「本当にスタッフも大輔も頑張っているんです」と声を詰まらせながら同じ言葉を重ね理解を求めた。
同番組は11日に騒動後、初めて放送され視聴率16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前週より1・7ポイント下がったものの相変わらずの人気を示した。番組内では疑惑に触れることはなく、テロップなどで説明することもなかった。
≪BPOに「粛々と対応」≫日本テレビは12日、「イッテQ」のやらせ疑惑について放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会から番組制作の経緯に関する報告書の提出を求められたことに関し、「BPOからお求めがあった件は粛々と対応してまいります」とコメントした。BPOは来月開かれる次回の委員会で、問題の番組映像と合わせて精査し、対応を検討するとしている。