まる子の声でさくらさん悼む…TARAKO「あんた本当に偉いよ」

2018年11月16日 11:44

芸能

まる子の声でさくらさん悼む…TARAKO「あんた本当に偉いよ」
「さくらももこさん ありがとうの会」の祭壇(撮影・森沢裕) Photo By スポニチ
 8月15日に乳がんのため死去した国民的漫画「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさん(享年53)のお別れの会「さくらももこさん ありがとうの会」が16日、東京・港区の青山葬儀所で執り行われ、アニメ「ちびまる子ちゃん」でまる子を担当している声優のTARAKO(57)が弔辞を読み、故人への感謝を述べた。
 出席者を代表して弔辞を読んだTARAKOは「今日は泣かないって決めて来たんですけど…」と涙。「年がバレますけど、私の人生の半分はまる子です。こんな恩人になんのお礼もできなかったのが本当に…」と言葉を詰まらせた。

 続けて「これから皆で頑張って、ももこ先生の世界をつなげていくことが使命」と決意を表明。「ももこ先生がいなかったら人生が変わっていた。まる子が売れるまでバイトをしていましたし、ももこちゃんの声と似ていて幸せでした。もっと会いたかったです」と別れを惜しんだ。

 最後はまる子の声で「3年4組さくらももこ。通称まる子。おとなになった私へ」と題し、さくらさんへメッセージ。「よくぞ夢を叶えてくれました。あんた本当に偉いよ。おめでとう」と語りかけ、「大人になって天使になった私へ。そっちはどうだい?今日はまだまだこの辺にいるよね。桑田(佳祐)さんがいるけど、しがみついたらだめだよ」とユーモアを交えて、送り出した。

 TARAKOは訃報に際し、これまでも「早すぎます。まだまだやりたいこといっぱい、いっぱいあったと思います。ずっとお会いしてなかったので、私の中のももこ先生は、ずっと小さくて可愛くてまあるい笑顔のままです」などと故人を哀悼するコメントを発表していた。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム