木村拓哉 初の七三分けで長澤まさみに褒められた 刑事役初挑戦も“捜査”できず「セカンド待ちたい」
2018年11月20日 18:44
芸能
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これまでさまざまな職業の役を演じてきた木村にとって、意外にも刑事役は本作が初めて。木村は「刑事役、警察官はようやくバトンが回ってきたなと思ったんですが、撮影が始まった次の日にはホテルマンになっていた。モチベーションは警察官なんですが、所作はホテルマン。回ってきた警察官のバトンは異色なバトンだったなと。潜入捜査なので。新田浩介としての捜査は1日もなかったので、足を使ったりがなくて、(刑事らしい刑事役は)セカンドを待ちたいと思います」とまさかの“初体験”に苦笑した。
とはいえ、クラインクイン時には長澤をはじめとするホテルマンを演じる役者陣は「すでに出来上がっているんです。同じタイミングで、同じ角度でお辞儀をして、同じように体の前に手を組み、(合いすぎていて)おかしいなと思って…」と木村。実は長澤らはホテルマンとしての所作の研修を受けていたといい、「自分は聞いてなかったので、監督たちの確信的なスケジューリングだったんだなと」とあくまでも“ホテルマンを演じる刑事”としての姿を求められたことを明かした。長澤もホテルマンとして“お辞儀”など所作を大事にしたといい、木村も「いつも完璧でした」と絶賛した。
ヒロインの長澤とも初共演。木村は長澤の作品を見ていたといい、「どういうふうに撮影に向き合う方だったのかが不透明だった。そこがクリアになって。逃げないし、全力だし、やっぱりこういう人なんだなと」と称賛。長澤も「緊張はとてもしました。実際に現場にいって芝居をする中で、どんなにぶつかっていてもすべて受け止めてくれて、常に頼りがいのある方だった。全力でぶつかっていけたなと。裏表もなくてみんなの頼りになる兄貴って感じで、現場を引っ張っていってくれた」と初共演を振り返った。
“ホテルマン”として木村は初めての七三分けにも挑戦している。木村が「初スタイルだったんですけど、長澤さんからはウケが良かったです」と話すと、長澤も「すごくショートヘアがお似合いで、また切らないんですか?と先程も聞いたところでした」と笑顔で応じ、仲の良さを伺わせた。