渡辺棋王VS糸谷八段で王将戦挑戦権PO 勝者が久保王将と激突
2018年11月27日 05:30
芸能
その13分後、佐藤天彦名人(30)を逆転で投了に追い込んだ糸谷は「押されてましたか?いつもこんな感じなんですが」と激戦を振り返り、プレーオフの相手・渡辺については「リーグ戦では敗北を喫したので、今回はもっといい将棋を指したいですね」と、初の7番勝負出場に静かな闘志を燃やしていた。
▽王将戦挑戦者決定リーグ戦 前期王将戦7番勝負の敗者とリーグ戦の2〜4位、予選を勝ち抜いた3人の計7人で戦う。同率首位の棋士が複数出た場合は原則として前期順位上位2人によるプレーオフを行う。4勝2敗で並んだ3人では糸谷が前期3位、渡辺が同4位だったため、予選からの進出で5位扱いの広瀬が出場権を逃した。もし同じく5位扱いの佐藤が糸谷に勝っていれば、佐藤―広瀬戦の勝者が渡辺と対戦する形だった。