木村文乃&芳根京子がWヒロイン 松坂桃李主演「居眠り磐音」、対照的な性格熱演
2018年11月28日 06:30
芸能
木村が演じるのは、磐音が江戸で身を寄せる長屋の娘・おこん。美人できっぷが良く、面倒見の良い女性。悪党と戦う磐音を見て、少しずつ好意を持つ。
本格時代劇に初挑戦。ちゃきちゃきとした性格の「江戸っ子」のおこんは、快活な木村のイメージによく合う役どころだ。京都・太秦の撮影所も初めてで不安もあったが、「町娘なので時代劇とはいえ、作法に縛られ過ぎず、自由に動いて生き生きできることが楽しかった」と新境地を楽しんだ。
一方の芳根は、磐音のいいなずけ・奈緒役。おこんとは対照的に、おしとやかで心優しい清廉な女性。泣きのシーンの撮影では、右側から来るカメラに合わせ、右目だけから涙を流す演技でスタッフを驚かせた。「磐音様をひたむきに愛し、強く思い続ける奈緒を演じられたこと、一人の女性として誇りに思います」と充実の撮影を振り返った。
本格的な時代劇に、松坂の殺陣のシーンなど迫力の映像もあり、エンターテインメント性の高い作品。柄本佑(31)、杉野遥亮(23)、佐々木蔵之介(50)、谷原章介(46)らが脇を固める。