高橋光臣 64年東京五輪の男子マラソン描く舞台に出演「走り方が“ラガーマンになっている”」と悩みも
2018年11月28日 20:25
芸能
大阪・常翔啓光学園高ではラグビー部に所属した。2年時にチームは全国制覇し、卒業から2年後4連覇が始まった。いわば谷間の世代。「それがあるから今がある」。名将・記虎敏和監督からは卒業時「“悔しかったら一流になれ”と。今も心の中にある言葉です。優勝が全てではないぞ、と思っている部分はある」と回想。反骨心を胸に進学した東洋大を卒業後、俳優の道へ踏み出すことを記虎監督に報告すると「頑張れ」と激励された。今回、君原さんが挫折から栄光をつかむ道のりのコーチを演じるにあたり、記虎監督の指導者像も役作りに取り入れた。
「選手1人1人で接し方が違った。実際、色んな工夫をされていたんだなと気付きます」
NHK大河ドラマ「西郷どん」に薩摩藩士の海江田武次役で出演する一方、大阪が舞台の同局ドラマ「不惑のスクラム」にも出演。仕事で里帰りする機会は増えた。
プライベートでも多ければ週5回走ると明かし、大阪城公園はお気に入りのランニングコース。舞台でもランニングシーンがあるが、悩みがある。ボールを脇に抱えて走る走法が抜けないため「走り方が“ラガーマンになっている”とダメ出しが飛ぶんです」。そう苦笑いした。