吉澤ひとみ被告に有罪判決 懲役2年、執行猶予5年

2018年11月30日 11:04

芸能

吉澤ひとみ被告に有罪判決 懲役2年、執行猶予5年
吉澤ひとみ被告 Photo By スポニチ
 酒気帯び状態で車を運転し、ひき逃げをしたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪に問われた元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ被告(33)に東京地裁は30日、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
 29日の初公判で、吉澤被告は起訴内容を認め、「社会人として甘さがあった」と終始涙を流し、被告人質問では「被害者の方に本当に申し訳ないことをした」と反省の思いを繰り返していた。検察側は、事故直後に目撃者が吉澤被告に停車を促したのに現場を立ち去ったことや、現場での事情聴取で前夜の飲酒量を聞かれた際、少なく答えたことを追及したが、それぞれ「パニック状態になっていた」「聞かれた瞬間ふと頭に浮かんだ量を答えた」と回答。隠ぺいや保身の意図はなかったとしていた。

 判決によると、吉澤被告は9月6日午前7時ごろ酒気帯び状態で乗用車を運転し、東京都中野区の交差点に赤信号を無視して進入。20代女性をはね、40代男性にもケガを負わせたが、そのまま走り去った。交差点には、法定速度を約26キロ超過した時速86キロで進入していた。逮捕当時、吉澤被告の呼気からは基準値の約4倍のアルコールが検出された。
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