来年秋NHK朝ドラ「スカーレット」舞台の滋賀県知事も喜び 日本遺産“信楽焼”「活性化に一層弾み」
2018年12月03日 21:05
芸能
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「2019年秋の朝ドラから20年NHK大河ドラマ(麒麟が来る)まで連続して本県を舞台にストーリーが展開されるというこの絶好の機会に、本県としても甲賀市をはじめとするドラマゆかりの地が持つ魅力をさらに磨き上げ、発信してまいりたい」と意気込んでいる。
岩永裕貴甲賀市長(45)も「大変うれしく思っております。これを機会に、昨年4月に日本遺産に認定された『日本六古窯 信楽焼』のさらなる発展に期待するとともに、忍者、東海道、くすり等歴史と伝統にあふれる甲賀市に多くの皆様が訪れていただくことを心からお待ちしています。ドラマに出演される皆様やスタッフの皆様には、是非とも甲賀市を満喫していただき、素晴らしい作品づくりにつなげていただきたいと思っております」とした。
今年4〜9月に反響を呼んだ「半分、青い。」の舞台となった岐阜県も、ロケ地に観光客が増え、郷土料理「五平餅」が全国区に。NHK大河ドラマとともに、影響力の大きい朝ドラは地域活性化に一役買っている。
女優の戸田恵梨香(30)がヒロインを務める朝ドラ通算101作目。「夏子の酒」「ホタルノヒカリ」「つるかめ助産院」などで知られる水橋文美江氏のオリジナル脚本。高度経済成長期、滋賀県の焼き物の里・信楽を舞台に、妻や母となってもモノ作りに情熱を燃やす陶芸家・川原喜美子の半生を描く。