佐々木蔵之介 同郷の先輩・生瀬勝久とのコンビ役に感慨 柄本佑は広瀬アリスの舞見て「そりゃ惚れるわい」
2018年12月07日 15:56
芸能
前編『水を制す』は、現在の井之頭池から江戸城まで上水をひき、江戸中の人がうまい水を飲めるようにした男たちの物語。後編『金貨の町』は、世界で初めて装飾品ではなく流通する通貨である小判を生み出し、経済都市・江戸を作った男たちの物語となっている。
前編『水を制す』で、家康(市村)から上水の整備を命じられた大久保藤五郎(佐々木)が、ともに上水の整備を行った名主・内田六次郎(生瀬)に「お前でよかった」と声をかけるセリフがあることにちなみ、今回の共演者でよかったと思ったエピソードを聞かれると、佐々木は「あれはセリフだから言ったんですけど」と茶目っ気を見せて笑いを誘い、「関西で先輩だった生瀬さんとコンビができたのがめちゃくちゃ嬉しくて、僕が大学1年生のときに伊丹のアイホールのこけら落としを見に行ったときに3代目座長・生瀬勝久さんがやられたのを見たんです。その先輩と一緒にできるのが嬉しかったです」と感慨深げに語り、これに生瀬は「ある意味、お芝居ってプロレスで、ちゃんと息が合わなかったら見ているほうもつまらないんですね。(佐々木は)ちゃんと受けるほう、攻撃するほうができる方なんだって思って、また機会があればご一緒したいなと思いました」とコメントした。
また同質問に、後編『金貨の町』で、家康から金貨の小判作りを命じられる職人・橋本庄三郎を演じる柄本は、夫婦約束をする早紀(広瀬)について「広瀬さんが劇中で舞を披露されるシーンがあるんですけど、広瀬さんだったおかげで、それを撮影のときに見て“そりゃ惚れるわい!”と実感できました」と打ち明け、今回、時代劇初出演となった広瀬は「所作や舞の練習をたくさん重ねて、本当に自分、よく頑張ったなって思いました」と自画自賛しつつも、「初めてですべてがドキドキだったので必死になってやっていただけなんですけど、それをみなさんが受け入れてくださったのが大きかったかなと思いました」と感謝した。
このほか、同会見には優香(38)、千葉雄大(29)、林遣都(28)も出席した。