桂米団治 還暦&40周年祝う会に400人 父・米朝を意識しなくなってから「似てきたねと」
2018年12月20日 19:18
芸能
会見ではこれまでの噺家人生を振り返り、20代は「(落語家を)やらん方がよかったかも」と悩み、30代では「独創的になってきた」と手応えも。40代では「不惑なのに迷ってた。マンネリ、体力的にきつかった」。そして08年、50歳で米団治を襲名してから「それまで突っ張ってきて、比較されるのがイヤだった。でも、血が繋がってるし、いい、悪いを含めてありがたいこと」。年を重ねて吹っ切れ、偉大な父にありがたみを感じるようになった。
年明けの1月4日から還暦と40周年を記念して「桂米団治独演会」を全国30カ所で開催する。「米朝イズム満載の10席。40年やってきて、米朝が作ってきたモノを継いでいきます。これからは無理せず、楽しんで。また、米朝事務所の社長として、営業努力もしますよ」と締めくくった。