宮崎駿監督(77)のオリジナル作品「最貧前線」が2019年の夏ごろに水戸芸術館ACM劇場で舞台作品として上演されることが23日、分かった。宮崎監督のオリジナル作品が国内で舞台化されるのは今回が初めて。
同作は宮崎監督が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」に1980〜90年代に不定期に連載した「宮崎駿の雑想ノート」の11番目の物語。太平洋戦争末期の日本。ほとんどの軍艦を沈められた日本海軍で、特設監視艇として太平洋に送り出された漁師たちと海軍の兵士たちを描く。
舞台の脚本は井上桂氏、演出は一色隆司氏が担当。俳優の内野聖陽(50)が主演する。上演予定は来年9月。