藤井聡太七段 棋聖戦初の本戦入りに王手 クリスマス意識のチキン昼食?と聞かれるも「たまたまです」
2018年12月25日 17:10
芸能
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4連勝を飾った白星がいい自分へのプレゼントになったのでは?には「年内に対局がまだあるので緩まずにやっていきたい」。28日にある本年ラスト、村田顕弘六段(27)との棋王戦予選2回戦へ気を引き締めた。
棋聖戦は今年度中の8冠タイトルへの挑戦、獲得の目がなくなっている藤井にとって、来年度に最年少記録(タイトル挑戦が17歳10カ月、獲得が18歳6カ月=いずれも保持者は屋敷伸之九段)更新に最も早く挑む可能性のある棋戦。順当に勝ち上がって挑戦者になれれば、来年6〜8月にかけて豊島将之2冠(28)との5番勝負に挑むことになる。
ただ、その前にまず乗り越えないといけないのが、本戦(24人による決勝トーナメント)進出をかけた、1〜2月に行われる見込みの同組決勝。相手が“難敵”で、久保利明王将(43)斎藤慎太郎王座(25)によるもう一つの準決勝(日程未定)の勝者と戦わねばならないのだ。
久保とはこれまで公式戦で対戦経験はなく、斎藤とは過去2戦2敗(いずれも本年度)。どちらが勝ち上がってきても、現役タイトルホルダーが立ちはだかることに変わりないが「そういう機会が得られるのは嬉しいこと。全力でぶつかって行ければと思います」。さらなる進化のためには“乗り越えないといけない大きな壁”とばかりに力を込めた。
今年度の成績は31勝6敗、通算成績は102勝18敗。