eスポーツ LJL改革でよしもとも参戦 新たに賞金総額2700万円
2018年12月26日 22:29
芸能
競争力を強化してリーグ全体のレベルの底上げも図る。新たに3チームが加わり8チームで戦う。試合形式も昨年まで採用していた2本先取制から1本先取制に切り替えた。主催者でゲームを手掛ける「ライアットゲームズ」の小宮山真司代表取締役は「1試合で勝敗を分ける。緊張感を持って切磋琢磨していく」と狙いを説明。「日本代表が世界で結果を出すことが究極の目標だ」と世界で優勝争いできるチームを送り出せるリーグに成長することを願った。
来年からは新たに運営に、eスポーツ事業に力を入れる「よしもとクリエイティブエージェンシー」とゲーム業界専門の広告代理店「プレイブレーン」が加わる。スポンサー収入、プレー動画配信の放映権料、チケット・グッズ売り上げなどを柱として参戦1年目から黒字化を目指す。3社に加え、アマゾンジャパンが特設サイトをこの日から立ち上げ、観戦チケットなどを売り出している。
今年の優勝チームで世界大会でも善戦した「デトネーション・フォーカスミー」のエース格で「皇帝」の異名をとるセロス選手は発表会の壇上で「連覇目指して頑張りたい」と意欲を燃やした。この日の会場となったよしもと∞ホール(収容220人)で来年1月19日の開幕戦から毎週リーグ戦が行われることについて「多くのファンを前にして試合できるのが楽しみ」と早速気合いが入っていた。
「リーグ…」は世界で競技人口1億人以上と言われ、先月開かれた1年で最大のビッグイベント「ワールズ」は賞金総額約7億2000万円だった。公式リーグは日本のほか北米、中国、韓国、ヨーロッパなど14地域ある。1年で「MSI」「ワールズ」と2つの世界大会が開催され、各地域の優勝チームが出場する。