郷ひろみ 入館パス着用で歌唱したワケ 31回目の大ベテランなのに…

2018年12月30日 13:19

芸能

郷ひろみ 入館パス着用で歌唱したワケ 31回目の大ベテランなのに…
「第69回NHK紅白歌合戦」のリハーサルに出席した郷ひろみ Photo By スポニチ
 大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」(後7・15)のリハーサルが30日にNHKホールで行われ、郷ひろみ(63)がNHKホールの入口で警備員に止められた過去を告白した。
 31回目の出場となる郷は「GOLDFINGER’99〜GO!GO!2018〜」を歌唱。ものまねJAPANなどとコラボして、ホール内だけでなく、入り口、ロビーも使い、アグレッシブに動き回るパフォーマンスを披露。音合わせ、リハーサルを入念に繰り返した郷は「流れとして非常にいいかな。緊張感が途切れない」と充実の表情を浮かべた。

 選曲については「平成最後のNHK紅白で、自分の中でも平成を振り返った中で、この曲がいいと思って、選ばせていただいた。僕自身もやっていて元気が出る。迷った時に歌って、僕自身の背中も押してくれるけど、聞いている人の背中も押せればいいなという思いで歌っている」と理由を明かし、「こういう紅白みたいな大きな場で表現できるのは凄く嬉しい」と続けた。

 リハーサルでは、入館パスを首から下げてパフォーマンスをした郷。このことについて聞かれると「僕、1回、止められたことがるんですよ、ネタじゃないんです。これは絶対に必須なんだと思って…」と驚きの告白。警備員に「(パスを持って)ないですよね?」と声かけられ、「後ろで持ってます」と返したところ、「じゃあ、ちゃんと首から下げてください」と言われたといい「それからちゃんと下げるようにしてます。薬も『5日間、服用』と言われたら、きちんと5日飲み切りますから」とまじめすぎる素顔を明かし、笑いを誘った。

 ステージの演出では、今年のスポーツ名場面を振り返るシーンもある。郷にとって、もっとも印象的だったスポーツの名場面は青山学院大学の箱根駅伝での4連覇を挙げた。原晋監督(51)は「ゴーゴー大作戦」を掲げて5連覇を目指している。「嬉しい限り。5連覇を僕自身期待しています。僕の中でも、5連覇祈願を含めて歌いたい」と話した。

 今年は新御三家の一人、西城秀樹さんが亡くなるなど、大きな変化もあった。「紅白というもののステージに立っていることは本当に嬉しいなと思う。クリスマスまでディナーショーで、その前にはツアーもって、あっという間にここにいるんだなという感覚がある。1年の早さを感じずにはいられない。ある意味、充実した詰まった1年だった」と感慨深げだった。
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