「DISH//」北村匠海「1週間に感じた」2018年 次なる挑戦は“三刀流”
2019年01月02日 10:30
芸能
北村は小学3年の時にスカウトされて芸能界入りし、08年6月に公開された「DIVE!!」で映画初出演を果たした。その後、11年に「DISH//」を結成すると、アーティスト活動と並行しながら、数々の映画やドラマに出演。人気ドラマ枠・日曜劇場への出演は「仰げば尊し」(16年)以来3年ぶりとなった。
前回出演時は18歳。「(日曜劇場に)また戻って来れたと思うと、とてもうれしかったです。あの時は高校生の役で今回は弁護士の役、役者としての成長を見せないとな、と思います」「(今回演じる朝飛光太郎は)チャーミングかつお調子者ですが、エリートで判断力があったり、色んな顔をもっている役。自信があるゆえに所作が過剰になったりするところを意識しつつ、弁護士として決めるとこは決める。このメリハリを考えながら演じています」と語る。
俳優、アーティスト、まさに“二刀流”として軌道に乗った2018年は「365日がたった1週間のように感じるほど」短く感じたという。「とにかく、休む間もなく走り続けた1年でした。でも、たくさん仕事仲間や先輩の役者の方々と芝居をさせてもらい、充実していました」と1年を振り返る。
役者としての理想像は、どんな役柄にでも成り切れる「カメレオン俳優」。アーティストとしては「言葉に力があるボーカリスト」を目指し、「歌はもちろん、ライブで発する一言一言を大事にしたいと思っています」と語る。
変幻自在に色を変えるカメレオンと、言葉に力がある存在感抜群のボーカリスト―。両極端にも思える二刀流の両立をこなす北村は新たな目標も掲げている。「2019年は健康に気をつけて、“無理ない程度に無理して行く”1年にしたい。趣味を仕事に変えていくというのを2019年ないしは2020年で確立したくて、カメラの仕事などを増やしていきたいです」。趣味であるカメラも仕事につなげられれば、芝居、音楽と合わせ“三刀流”になる。ますます飛躍が期待される21歳の挑戦から目が離せない。