平成最後の「紅白」後半視聴率41・5% サザン&ユーミン、サブちゃん、米津効果で2年ぶり大台回復
2019年01月02日 11:49
芸能
同局制作局エンターテイメント番組部の二谷裕真部長は「歌唱シーンはいずれも紅白ならではのダイナミックな演出でお楽しみいただけました。松任谷由実さんの『私の好きなユーミンのうた』募集企画で、スタジオ歌唱シーンからNHKホールに突然現れる演出、米津玄師さんの幻想的な世界観を表現した徳島からの中継、北島三郎さんの大復活、サザンオールスターズ35年ぶりのNHKホールでの歌唱など、ひとときも視聴者を離れさせまいと渾身のシーンの連続だったと思います」と“神回”の声もある今回の出来栄えに手応えを示した。
平成最後となった紅白は、レジェンド歌手がそろい踏み。サプライズでNHKホールに登場したユーミンやMISIA(40)、特別出演で5年ぶりの紅白舞台となったサブちゃんら大御所が集結した中、“究極の大トリ”を務めたサザンオールスターズが圧巻のステージを披露。2曲目「勝手にシンドバッド」で紅白全出場者が舞台にそろい、松任谷が桑田にキスする場面でボルテージは最高潮に。平成のフィナーレを飾るにふさわしい豪華メンバーによる夢の共演に、インターネット上では「伝説の神回」の声があふれ返った。
昨年最大のヒット曲「Lemon」を歌う米津のテレビ初歌唱も視聴者を魅了してやまなかった。
「夢を歌おう」をテーマに掲げて3年目となる今回。総合司会は2年連続で「ウッチャンナンチャン」の内村光良(54)が務め、紅組司会は女優の広瀬すず(20)が初、白組は嵐の櫻井翔(36)が単独初の大役を担った。