大島優子 英国人演出家の直接指導に英語理解は「6割、7割」
2019年01月08日 18:41
芸能
大島は家族のために自分を犠牲にする娼婦ソーニャを演じる。倒錯した正義感を持ち、信念のためなら殺人をもいとわない青年・ラスコリニコフ(三浦春馬=28)の心を動かす重要な役どころだ。
大島と三浦は初共演。三浦はアイドルや女優として活躍してきた大島をはじめは「ポテンシャルが高く、器用な方」だと評価していたという。しかし、演出家が求めることをうまく表現できない瞬間で、感極まってしまう場面があり、「こんなにまっすぐに向き合う方なんだ」と思ったそう。そのときの大島の頑張りがカンパニー全体を盛り上げるきっかけにつながったという。
このときに大島は三浦からメモを受け取った。「それを読んでしまったら崩れ落ちてしまうと思ったので、後で読みます」と言って稽古を続行。そのメモには「一緒に頑張ろう。味方だよ」と書かれていたことを明かした。「三浦さんは舞台にずっと出ずっぱり、やることいっぱいあるのに…。見ていてくれて、気に掛けてくれて…。信じて千秋楽までついて行こう」と思わせてくれたと語った。