竹中直人、市原悦子さん通夜で涙…“母ちゃん”との別れ悲しむ 大河「秀吉」で親子役
2019年01月17日 19:39
芸能
式のはじめに市原さんの代表作がまとめられた映像が約10分間流れ、市原さんと20年来の親交がある「ゴダイゴ」のリーダー・ミッキー吉野(67)がピアノ演奏で追悼。2人の共演舞台の曲「夢とごはんの木」を天国の市原さんにささげた。
1996年のNHK大河ドラマ「秀吉」に主演した竹中は、同作で市原さんと親子役で共演した。市原さんは秀吉の母「なか」役。尾張訛(なま)りで話し、秀吉を深く愛しながらも、時には厳しく叱責(しっせき)する母親だった。竹中はハンカチで涙をぬぐいながら「いろんな角度から何度も芝居をしまして、市原さんが“何度も何度も同じ芝居。もうやめようって言いなよ”とおっしゃって」と撮影現場での思い出を語った。
「その後スタジオで会ったときは作品と同じように“母ちゃん”って呼ばせてもらいました。芝居のエネルギーがある方でした」と言葉を詰まらせながら、天国へ旅立った“母ちゃん”をしのんだ。