市原悦子さん告別式 初主演映画の恩地監督が弔事「いつも、えっちゃんが何とかしてくれるだろうと」
2019年01月18日 11:49
芸能
一番印象的だったのは、泉谷しげる(70)が初主演したドラマ「戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件」(1979年、テレビ朝日)。「市原さんが決まってなければ、彼を使う勇気はなかったと思います。いつも、えっちゃんが何とかしてくれるだろうと、甘ったれた気持ちで仕事をしてこれた」と語り、「本当に長い間、付き合ってくれてありがとう。こうやって、笑っている写真を見ると、もう二度と仕事できないのかなと思いますが、これもお互い人生だと思います。長い間、ありがとうございました」と感謝を伝えた。
祭壇は森をイメージし、コチョウラン、モンステラなど、さまざまな種類の観葉植物の緑色を強調した個性的なもので、市原さんが愛した観葉植物で彩られた。棺(ひつぎ)には故人の写真集4冊と書籍4冊、日常生活で使っていたものが収められる。宗派、戒名はなし。
14年に夫で舞台演出家の塩見哲さんが肺がんのため80歳で他界した際、喪主を務めた市原さんが自然をイメージした祭壇をプロデュース。塩見さんは現在、千葉県内の山の中の樹木の下に埋葬されている。市原さんも埋葬は樹木葬になるといい、塩見さんの隣に眠ることになる。