テレ東、期待の新企画「あの変なの何だ」誕生の裏側 「池の水」伊藤Pが発案「意外な日本が見える」
2019年01月20日 08:00
芸能
伊藤氏が企画を発案したきっかけは、ある日の岡山出張。「『どうやって企画を思いつくのか?』という内容の講演に向かう途中、何を話そうか新幹線の車内で考えていたんです。実際に何か企画を考えていったほうがいいかなと思って、パッと窓の外を見た時に思いついたのがこの企画。その後、日曜ビッグバラエティ枠で新しい番組を担当することになり、この企画をやってみようということになりました」。
今回は東京―新大阪間のみの撮影だったが、数多くの「変なもの」を発見。「今回取材に行かなかったら一生知らないままだったかもしれない、予想外の発見がありましたね」と見どころを語る。
出演者はMCの一茂、進行役のチュートリアル・徳井義実(43)、伊集院光(51)、北乃きい(27)、滝沢カレン(26)と個性豊かな5人。最初に一茂を出演者としてイメージしたという伊藤氏は「一茂さんは、つまらないVTRにはつまらないと正直に言ってくれそうですよね。個人的にテレビ東京の番組にぴったりな方だと思っています」とMCに据えた理由を明かす。
今や同局の看板番組の一つとなった「池の水シリーズ」は、伊藤氏がニュース番組に映った池を見て「この水がぜんぶ抜けたらどうなるんだろう?」と思ったことから生まれた番組。今回の新企画と同じく、日常の何気ない瞬間をきっかけに誕生した。「新幹線から見た変なものをたどっていくと、意外な日本の姿が見えてくる気がしました。次回はE席(山側)もやってみたいですね」と続編の構想を明かす伊藤氏。「池の水シリーズ」に続くヒット作になるか注目だ。