昨秋スタートの新バラエティー“日曜8時台”の激戦区で視聴者満足度高く
2019年01月23日 06:07
芸能
続くのは、日本テレビとしては2年ぶりのGP帯新バラエティーとなった「THE突破ファイル」(木曜午後7時)で3・74。内村光良がMCで、絶体絶命のピンチを驚きの方法で乗り越えたという“突破劇”を再現ドラマとクイズで紹介していく。視聴者からは「自分も突破した内容を考えながら見られて楽しい!IQ上がりそう!」(30歳女性)、「観ていてスカッとします」(31歳女性)など、視聴後の爽快感が満足度を高めているようだ。
3位は視聴率も好調な「所&林修のポツンと一軒家」で3・73。特に年配の女性層の支持が高く「いろんな人生を垣間見ることが出来てとても感動する。長く続いてほしい」(77歳女性)、「訳ありで生活されている方や、それぞれの考えに触れて考えさせられる番組」(61歳女性)など、F3層(50歳以上の女性)ではトップの満足度を記録している。
若い視聴者からの支持で同率3位に入ったのが「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」(フジテレビ)。「めっちゃ面白い」(18歳女性)、「はんぱない。面白くてお腹痛い」(14歳女性)など、特に10代のツボにはまっており、この世代の満足度は4・13と高数値だ。
バラエティー番組は視聴者を定着させるのに時間を要するが、昨年秋スタートの新番組は早くも視聴者の心をつかんでいるものが多い。次々と流れが変わる時代に「時間を要する」では置いていかれるともいえる。ドラマと同じ「つかみ」が大切ということになるのだろうか。視聴率、満足度…、数値を見つつ視聴者の動向の変化が春に向かって楽しみだ。