敏腕D・マッコイ斉藤氏 若き日の羽鳥アナが「売れる」と確信した訳明かす
2019年01月23日 22:03
芸能
羽鳥アナは21年前、入社5年目で「ズームイン!!サタデー」の司会に就任。そこで街頭インタビューコーナーのディレクターを任されていたのが斉藤氏だった。羽鳥アナは斉藤氏のロケを思い起こしながら「今思えば適当。ロケ1時間、お茶3時間…その時から違ってたんですよね。天才だった!」と絶賛していた。
街にあるスケートボード場でのロケでのこと。ボードにチャレンジした羽鳥アナが転んでケガをすると、なんの脈絡もなく外国人が登場。羽鳥アナに向かって「ダイジョウブカ、ナリアガリ!」と茶化してきた。これはメイン司会に就任したばかりの羽鳥アナをイジってのもの。まだまだ経験不足で不安の多い羽鳥アナを、情報番組とは思えない型破りな演出でオイしく見せてくれたという。羽鳥は、そんな斉藤氏が「自分をどう評価していたのか」さらに「現在の姿をどう見ているのか」が気になる様子だった。
斉藤氏から見て、当時の羽鳥アナは「純粋で真面目な局アナさん」といった印象。そんなこともあって「キョトンとする顔がスゴい面白かった」という。司会業はソツなくこなすが実は「めっちゃ不器用」。だからこそ“不器用さを活かす演出”にしていたと明かした。経験上「不器用な人に不器用をぶち当てると、見たこともない空気になる」と分かっていたため、あえてその空気感を作ったという。
また、「麹町・日テレの電波塔に登ってタイトルコール言って。望遠(カメラ)で撮るから」と、羽鳥アナに無茶振りをした時のことを語り、当然嫌がると思いきや「マジすか…。僕、行ってきます」と即答。その時、斉藤氏は「本当に体を張って笑いを取る、覚悟決めたら行く男なんだ」と感心したという。斉藤氏によれば、こういった行動ができるのは「売れている人たちに共通している」といい、「この人は売れていくだろうなと思いました」と力説。羽鳥アナはそのコメントを聞き、「天才に認められてよかった」と満足げな表情を浮かべていた。