市原悦子さん「必殺」ナレーション今後も継続へ、東山紀之「責任大きくなった」
2019年01月24日 05:00
芸能
亡き市原さんについては「優しい先輩でした。ぜひご一緒させていただきたかった。(今後は)思い立ったら強引に共演しておこうと、積極的に行こうと思いました」と一度も共演する機会がなく、ちょっぴり後悔の念。「野際さんも撮影中は(病気の)苦しさを一切、見せなかった。プロ意識を皆さんに教えてもらったんで、ボクらも見せていかないと」と語った。松岡は「必殺の先輩でもあり、家政婦(は見た)の先輩。まんが日本(昔話)で育った世代。いろんな表情をお持ちの方だけど普段はナチュラル。素晴らしい女優さんで、素敵なオバちゃまでした」と市原さんをしのんだ。
番組について東山は「人間の闇というものが感じられる。時代を映す鏡」と語った。また、新たに義母・野際さんの妹役としてキムラ緑子(57)が新加入。「“ムコ殿”のフレーズ、あったと思います」とキムラが野際さんの名セリフを継承することを明かした。
松岡は経師屋の涼次役。「これだけ長くやらせてもらった役はない。できるだけ涼次をやりたい。まだ殺さないでねと思うし、いつか殺してというのもあるけど。1年に1回の楽しみです。1クール(3カ月)に1回できればいい。世の中は変わるけど“必殺”は変わらない」。京都では行きつけの銭湯があり、居酒屋で店の常連さんと飲み仲間になったそうで「皆とくっちゃべるのが楽しみ」だそうだ。また、元修行僧のリュウ役の知念は「5度目の出演。そろそろ名前を覚えてもらえれば」と話した。
【市原さんのナレーション】
あの世の地獄と この世の地獄
どちらも地獄にかわりなし
おやおや どっかで誰かが泣いてるかい
そうかいそうかい そういうあんたにゃ他人事か
云わぬが花とは申されど
ひとこと云わせていただきます
あんたが見るか おいらが見るか
誰かが地獄を見なけりゃ 終われねえ
善男善女にゃ無縁の話で御座います(原文まま)