「画家」レイザーラモンHGに迫る 巨匠も認めた繊細な画風「第一印象は上手だな、と」
2019年01月25日 19:34
芸能
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以前、番組でHGの絵を査定した水彩画家の巨匠・野村重存氏(59)は「第一印象は上手だな、と。こんな繊細かつ密度の高い絵を描かれるんだと驚いた」そうだ。相方のRGは「すごい特技。以前、(HGが)村上隆さんのアトリエで修業した時、当時のマネジャーから、“絵の世界に行くかも知れないので、RGさんは今のうちにピン芸考えておいて下さい”と言われた。それで“あるあるネタ”が出来た」と明かした。
HGは小学校の頃から絵が好きで6年の時に描いた「歯の図画ポスター」はコンクールで銅賞を獲得。美術の成績は「5」。周囲からも絵がうまいと言われ、美大を志そうとするが、先生から「君みたいな子、ごまんといる」と言われて諦め、同志社大商学部へ進学。後悔はないかというと「肉体も絵も、表現するという意味では似てる」と振り返る。
売れない芸人だったHGに転機を与えてくれたのは、後輩のなかやまきんに君(40)。HGに「筋肉紙芝居」をオーダーして、ギャラをくれた。さらにハードゲイキャラで有名になったのも、きんに君の紹介でゴールデン番組に出演したのがきっかけ。今でも「申し訳ない」と、きんに君からの絵の依頼はすべて無償でと決めているほど、義理堅い。
結婚13年目。ファッションやコスメブランドを展開する8歳年下の杏奈さんは「プライベートは“絵描き”って感じ。声がちっちゃくて何しゃべってるのかわかんない」と明かした。
昨年12月、HGは大阪・なんばに1月にオープンしたアートギャラリーの最初の企画展を任され、人生初の油絵に挑戦した。HGの力強さと繊細さが同居する、画力の高い絵の数々を紹介。相方RGや芸人仲間、そして奥様の杏奈さんの話を交え、ナビゲーターの黒田博樹(43)も「イメージが変わった」という、HGの画家としての顔に迫る。