サンド「これが東北魂だ」第8弾 被災地復興へ「石巻おでん」に密着
2019年01月26日 09:00
芸能
宮城県石巻市では17年から地元に伝わる練り物文化を生かして産業振興を図る「石巻おでんプロジェクト」がスタート。おでんダネの定番「ぼたん焼ちくわ」は石巻が発祥の地とされ、かつては市内に60軒以上もの製造業者があったが、時代とともにその数は減り、東日本大震災を経て現在、伝統の焼きちくわを受け継ぐのは被災から再建した3社に激減してしまった…。
そんな中、練り物文化の灯を消すまいと立ち上がった石巻の水産加工会社や飲食店、大学などが「石巻おでん部会」を発足。地域におでんの食文化を定着させようと普及活動を行っている。現地を訪れたサンドウィッチマンの2人と鈴木は「石巻おでん大使」に任命され、産声を上げたばかりのご当地おでん「石巻おでん」と、町の復興のため奮闘する人々に密着する。
サンドウィッチマンの伊達みきお(44)は「おでんの本場、静岡で“おいしい”と食べてもらい、石巻おでんの可能性を感じました。練り物の文化が石巻にはあるし、出汁(だし)もおいしいです。太鼓判をもらったので堂々と石巻おでんを広げていきましょう」とアピール。相方の富澤たけし(44)も「石巻おでんについていろんな意見を聞いたので、名物として定着するようにこれからどうしていくかが重要だと思います。大事になってくるのは地元の評価。地元で広げていってほしいです」と呼び掛けた。