NHKが大坂シフト 全豪決勝、大相撲と重なってもサブchで完全中継
2019年01月26日 04:30
芸能
決勝の開始は日本時間の午後5時30分。6時までは大相撲初場所14日目の中継があるため、それまではサブチャンネルで放送する。5分間のニュースを挟みメインチャンネルに切り替わり、6時45分から再びサブチャンネルで原則試合終了まで放送される予定だ。
大相撲は優勝争いが佳境に入り、2敗の関脇・玉鷲を、3敗の横綱・白鵬と関脇・貴景勝が追う展開。26日にも玉鷲の初優勝が決まる可能性があり、高視聴率は必至。結びの一番まで堪能した相撲ファンが興奮冷めやらぬまま、そのまま大坂にくぎ付けとなる流れになりそうだ。開始時間が変わりやすいテニス中継は地上波と相性が悪く、視聴率2桁なら大健闘とされる中で、20%の大台の期待も高まっている。
さらに決勝の実況を、現地入りしている鳥海貴樹アナウンサー(49)が担当することが決まった。鳥海アナは昨年のW杯ロシア大会の日本―コロンビア戦で、FW大迫勇也の決勝ゴールに沸くスタンドを見て「半端ないヘディングシュートがありました」と実況。流行語を自然に取り入れた言葉選びが絶賛された。フィギュアスケートでも「これが浅田真央です」や羽生結弦を「異次元の強さ」と表現するなど名アナウンスに定評がある。
大坂が所属する日清食品が昨年、大迫の高校時代のエピソードをパロディー化したCM「大坂半端ない編」を制作。大迫の活躍でそのCMが脚光を浴び、大坂が全米オープン優勝と快挙の連鎖が生まれた。お茶の間が注目する大舞台で、今度は「大坂半端ない!」とのフレーズが“生”で飛び出すか、こちらにも注目が集まる。
≪選局の「上」ボタンで≫決勝を中継するサブチャンネルは、まずNHK総合に合わせ、リモコンのチャンネル上下ボタンの「上」を押すことで観賞できる。モニター本体のチャンネルボタンでも同様の操作で見られる。決勝は衛星放送WOWOWでも生中継する。