松本人志　永ちゃんの一部ファン、コンサート出禁騒動に「まだあったんだ」

　お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志（５５）が２７日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（日曜前１０・００）に出演。ロック歌手、矢沢永吉（６９）の公式サイトが、迷惑行為を繰り返す一部ファンについてコンサートへの出入りを禁止としたと発表した件についてコメントした。 　松本は「矢沢さんは２、３０年前から言っていた。『矢沢のコンサートに行きたいけど、ケンカがあったりするから来れないファンがいるから困っている』って」と以前からあった問題であると指摘。「昔のライブ映像見ても、急にケンカしだしたりするんです。『音、１回止めてくれ！やめろよ』って、１０分ぐらい訴えかけたりする」とし、「もう１回、落ち着いたと思っていたけど、まだあったんだ」と首をひねった。

　「（そのファンは）熱狂的過ぎて、行き過ぎて自分が好きなんでしょうね。逆に興奮している」とあきれ顔。それでも「熱狂的なファン用のライブをするっていうのはどうなんでしょうかね？」と折衷案を提案してみせた。

　公式サイトでは「威圧感を与えるような私設応援団の活動、旗振り、特攻服などの威圧行為の禁止、周囲に迷惑となる永ちゃんコールの強要・あおりの禁止、飲酒入場の禁止といったルール」の強化を図ってきたと説明。これに対し、雑誌で紹介されたファンの発言と団体の行動は「矢沢永吉の目指す“どなたでも来場しやすいコンサート”への長きにわたる取り組みに対する妨害行為である」として“追放”を決定。コンサートの出入り禁止に加え、ファンクラブからの強制脱会という措置を取った。