田中みな実 女優挑戦の会見で緊張「いい年して恥ずかしい」 共演者は太鼓判
2019年01月30日 16:20
芸能
田中は主人公の範子(山口紗弥加=38)の高校時代からの友人の一人で子役から女優になった麗香を演じる。「不倫をしているという役どころではあるんですけど、お相手の方にも事情があって許されない恋ではあるんですけど真剣に愛し合ってはいて、でも範子にはとがめられて、いけないことだと正されていくわけなんですが、事情とか見ていたけたらいいな、と思います。どうしよう。あと、質問をがんばって答えます」と緊張した面持ちで話した。
同じく範子の友人を演じる片瀬那奈(37)は、ドラマ撮影がはじまってから、一番印象が変わったのが田中だったという。「すっごいしっかりしているし、意外と一番冷静かもしれない」と話すと山口ほか全員がうなずいた。しかし、田中は「冷静なんかじゃなく、本当に緊張していたりだとか。次のシーンに対する不安感とかがあって私は台本を読んでいるんだけれど、皆さんは直前までおしゃべりされているので、すごいな女優さんって」と実は余裕がなかったのだと明かした。「さっきまで笑っていたのに急に泣き出すから、どうしようって思っちゃいますよね」とも。
また、片瀬は業界用語が出てくるたびに田中が「何ですか?」と聞いてくるのが「すごく新鮮で、自分がドラマをはじめたときを思い出しました」としみじみ語った。姉御肌の片瀬は現場でも“座長”と慕われていて、田中も「かわがってもらっています」と話した。
原作は読後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス小説」の代表作家の一人、秋吉理香子氏による同名小説。母の死をきっかけに「絶対正義」を貫くヒロイン・範子が高校時代の4人の友人を翻弄(ほんろう)する心理サスペンス。行き過ぎた正義が共感とともに恐怖も生み出すドラマとなっている。