「いだてん」足袋つながりで「陸王」が話題 ピエール瀧が両作出演「オファーはNHKが先」(ネタバレ有)
2019年02月03日 23:30
芸能
第5話は明治44年、オリンピックへの参加選手を決める羽田の予選会。金栗四三(勘九郎)は10里(約40キロ)という未体験の長さのマラソンに挑んだ。結果は世界新をマークして優勝。それでも勝因と課題を自己分析し、今度は破れない足袋が必要だと、東京・大塚の足袋屋「播磨屋」を訪れる。
「陸王」が話題になったのは播磨屋の店主・黒坂辛作を、電気グルーヴのピエール瀧(51)が演じているため。黒坂が「どうだい?うちの足袋は」と聞くと、四三は「おかげさまで、完走できました」としながら「走りづらかです」などと率直な感想。黒坂は「帰れ!するか改良なんか、バカ野郎」などと激怒し、追い返した。
ピエールは「陸王」にレギュラー出演。主人公の老舗足袋業者「こはぜ屋」4代目社長・宮沢紘一(役所広司)と敵対する「アトランティス社」日本支社営業部長・小原賢治を憎たらしく好演した。
インターネット上には「『陸王』であんなにランニング足袋をバカにしていたのに、『いだてん』でランニング足袋の職人をやっているw」「四三さんに陸王を履かせてやりたい」などの書き込みが相次いだ。
ピエールは1月31日放送のTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」(月〜木曜後1・00)に出演。赤江珠緒アナウンサー(44)に「いだてん」と「陸王」のキャラクターを指摘されると「『陸王』で足袋屋を邪魔する役をやっていたヤツが『いだてん』では足袋を作る方になっていると、SNSでも散見されます。ただ、別に僕が考えた話じゃないですから。みんな『陸王』を見たNHKがオファーしたと思っているんですが、オファーは『いだてん』の方が先です」と明かした。