ユーミン、嵐を理解「竹も節があるから伸びていく」
2019年02月05日 05:30
芸能
昨年3月に日本テレビ「嵐にしやがれ」で初の本格共演。昨年大みそかのNHK紅白歌合戦でも同じステージに立ち「メンバーがそれぞれナチュラルでウイットに富んでいて、仲良しで素敵」と好印象。松本潤(35)とは以前から交流があり「(活動休止で)時間ができたら飲みに行きたい」と望んだ。
活動休止という判断については「竹も節があるから伸びていく」と節目を打つ重要性を説き、理解を示した。一方で「再起動には5倍、10倍のエネルギーがいる」とも指摘。ブランクがあると再始動が容易でないと説明しつつ「嵐の皆さんは必ずやると思います」と太鼓判を押した。
苗場公演は今年で39年。ワンショルダーのドレス姿で妖艶に歌うなど、年齢を感じさせない熱演で「最後の嘘」「BLIZZARD」など全23曲を披露した。自身は72年のデビュー後、活動を休止したことはなく、同公演も80年から毎年続けてきた。「続ける秘けつは続けること。元気でいるために元気が必要であるように、続けるにも努力が必要」と続行の美学を説いた。
76年の結婚時に、ただ一度だけ活動休止を考えたことも明かした。「やめようかと1年半ぐらいくすぶっていた。でも、やめられない自分がいると思ってからは(休止を)考えたことはありません」。改めて生涯現役を宣言し「ユーミンから引退するのはバッタリ死ぬ時です」と力強く言い切った。
《紅白でキス 「桑田君 案外ウブ」》 昨年の紅白でサザンオールスターズの桑田佳祐(62)と濃厚に絡んだ“奇跡の共演”についても触れ「日本中の皆さんを違うディメンション(次元)にお連れできたと思う」と、してやったりの表情を浮かべた。
サザンが「勝手にシンドバッド」を歌唱中、NHKディレクターに舞台袖でマイクを渡され「真ん中へ」と促されたという。台本にない展開で「まわしをつけた土佐犬になっちゃった」と回想。絡みはアドリブ。「桑田君って案外ウブで、キスしたらピクッとした。でもすぐに“女に恥はかかせないぞ”と腰に手を回してくれて、さすがだなと思った」。神懸かった奇跡のシーンだっただけに、当時舞い降りた神様を「ムナサワギノコシツキノミコトって言うんです」と「勝手にシンドバッド」の歌詞を引用して命名した。