園子温監督 心筋梗塞で手術 妻は5日に第1子誕生で入院中
2019年02月08日 05:30
芸能
1985年、23歳でデビュー。宗教にのめり込む人々を描いた「愛のむきだし」が09年のベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞。東日本大震災直後の被災地で撮影した「ヒミズ」が、12年のベネチア国際映画祭のコンペティション部門に出品されるなど社会状況と正面から向き合い、国内外で注目されている。
13年には芸人から映画監督になったビートたけし(72)への尊敬から“芸人デビュー”。お笑いライブに出演し「映画監督から芸人になった人はいない。(たけしに)肉薄したい」と話した。
昨年5月、ハリウッドデビューが決まったことを発表。ニコラス・ケイジ(55)主演の米映画「プリズナーズ・オブ・ゴーストランド」を監督することになり「私のキャリアで過去最高の映画になることを約束します」と意気込んでいた。
◆園 子温(その・しおん)1961年(昭36)12月18日生まれ、愛知県豊川市出身の57歳。法大進学後に撮った8ミリフィルム映画がぴあフィルムフェスティバルで入選、87年に同グランプリを獲得。テレビ朝日ドラマ「時効警察」の監督やテレビ東京ドラマ「みんな!エスパーだよ!」の総合監督も務めた。