野口五郎 昨年末食道がん手術、年明け復帰 コンサートで衝撃告白
2019年02月12日 05:30
芸能
現在、民放では20年ぶりの連続ドラマになる「メゾン・ド・ポリス」(TBS)に出演中。11月中旬のクランクインだったため、周囲にがんを隠しながらの撮影となった。がんについてはマネジャーやスタッフにも明かさず、知っていたのは家族と主治医のみだった。
この日のライブでは往年のヒット曲などを元気に歌唱。終盤に「言おうか、言うまいか迷っていましたが…」と切り出し「食道に悪いものが見つかり、今は大丈夫です。元気です」と報告。その後はマイクを床に置いてアカペラで歌唱し、大きな拍手を浴びた。
昨年5月には、ともに「新御三家」として活躍した親友の西城秀樹さん(享年63)が急性心不全で亡くなった。野口は闘病生活を見守り続け、葬儀・告別式では涙を流しながら弔辞を読んだ。昨年12月の入院中には、西城さんの家族も見舞いに駆けつけたという。
来年5月からデビュー50周年イヤーに突入する。ステージでは「これからも元気に頑張る」と話した。
◆野口 五郎(のぐち・ごろう、本名佐藤靖=さとう・やすし)1956年(昭31)2月23日生まれ、岐阜県美濃市出身の62歳。71年に「博多みれん」でデビューし「青いリンゴ」「私鉄沿線」などヒットを連発。郷ひろみ、西城秀樹さんと「新御三家」と呼ばれた。01年にタレントの三井ゆりと結婚。芸名は飛騨山脈の野口五郎岳から。