17年に亡くなった作曲家の船村徹さん(享年84)の三回忌法要が、命日にあたる16日、都内のホテルで営まれた。にぎやかなことが好きだった故人をしのび、祭壇は桜など500本の春の花で彩られ、鳥羽一郎(66)ら内弟子経験者5人が船村さん作曲の「師匠(おやじ)」を熱唱。笑顔と歌に包まれた会となった。
五木ひろし(70)の献杯の発声に先立ち、船村さん門下の北島三郎(82)があいさつ。昨年2月には次男の大野誠さん(享年51)を亡くしており「おやじ(船村さん)と息子は、月日がたつにつれ思い出がよみがえり、寂しさが募ってまいります」としんみり。しかし最後は「いつか、そばに行くと思いますけど、あまり早く迎えに来ないように!」と明るく語りかけた。