木村拓哉 視聴率報道に持論「じかに傷を受けるのは僕ら。痛みは当事者にしか分からない」
2019年02月24日 08:35
芸能
鈴木監督は「『HERO』では、(木村のことを)はじめ怖ったんだよ」とポロリ。「(初回オンエア後、木村が)『なんかさ、おもしれーとか思っちゃったよ!』って言ったんです。『おもしろい』って言えばいいじゃん。なんかそのセリフをすごい覚えてる」と回顧。木村は「サイテーなやつですね。相当照れくさかったんでしょうね」と苦笑いを浮かべた。
木村は数々の作品で高視聴率を連発し、“視聴率男”として一世を風びした。視聴率について、鈴木監督は「こだわらないほうがいいって言われるけど、気になるよね。視聴率を取りに行こうとか、興行収入を上げようとか考えてもダメ。“おもしろくしよう”って思わないといけなくて、おもしろくすることが結果として興行収入につながったり、視聴率につながると思っていないと」としみじみ。長澤も「視聴率が高ければ高いほど、うれしいなという気持ちにはなる」と応じた。
木村は「当事者なので、第1者、第2者じゃん、僕ら。じかに傷を受けるのは僕ら。第3者が言う視聴率って、『なんか脱臼したらしいよ』ぐらいの(感覚)。脱臼の痛みって第1者、第2者しか分からない。そのズレ、温度差は間違いなくあるんだろうなと」と持論を展開。ただ「良かったら良かったで、現場のエネルギーになるし」とも。「その時の“20%超え好発進!”“好スタート”とか、文字面にする第3者と、当事者の俺らとは多少のズレはあるんだろうなというのは、いつもある」と思いを明かした。