長谷川博己「ラーメン作りを終えたばかり」朝ドラ→大河連投に戸惑いも…豪華キャストに「勝算」
2019年03月08日 16:10
芸能
「まだラーメン作りを終えたばかりで、この大河ドラマの重厚な雰囲気についていけない自分がいます」と「まんぷく」がクランクアップを迎えたばかりというタイミングに戸惑いを見せた長谷川。それでも豪華なキャスト陣を見渡し、「ものすごい豪華キャストの真ん中に立たせていただくということで、本当にすごいことなんだなと、今から武者震いをしております」と気を引き締め「とにかくこのキャストでこの作品を確実に面白くなると思います。勝算があります。明智光秀も最後、死なないんじゃないかなと思うぐらい、自信あります」自信満々。「ぜひ楽しみにしてください。精一杯僕も真ん中を務めさせていただきます」と力を込めた。
明智光秀という人物を描くうえで、織田信長、斎藤道三との関りは大切なものとなる。信長を演じる染谷は「まさか自分が織田信長を演じるとは思っていなかったので、まず自分が演じたらどうなるんだろうと素直に想像しました。そしたら沸々とわいてきました。それを素直に出せたら。新しい信長って言葉でいうのは簡単なので、有言実行したい」と意気込み。道三を演じる本木も「(斎藤道三という役について)ただただ悪役というイメージではなく、未来を考えていく必要な考えの一部を光秀に授けたということが伝わればいい。8年ぶりぐらいにご一緒したことがありますが、どんどん存在感を増している。逆に、圧倒されないように、威嚇していきたい」とニヤリと笑った。
そんな2人との共演について、長谷川は「信長役が染谷くんに決まったと知った時、まったく新しい信長像を作り出してくれるだろうなと思った。イメージとして普段僕らが持っているもの(信長像とは)とは違ったものを作り出してくれると思う」と期待感。本木演じる道三についても「本を読んでいると、本木さんがこれをどう演じてくれるのか、ワクワクしてきます。互いに執念深く、がっつり組めたらいい」と目を輝かせた。
「麒麟がくる」は大河ドラマ59作目。大河第29作「太平記」を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、大河としては初めて智将・明智光秀を主役とし、その謎めいた半生に光を当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」であった時代から始まり、丹念にそれぞれの誕生を描く。