「カメ止め」地上波初放送、盛り上がった“リアタイ” NHKのPRツイッターも珍反応
2019年03月09日 16:12
芸能
テレビ初放送中には副音声で上田監督と出演者の濱津隆之(37)真魚(27)しゅはまはるみ(44)秋山ゆずき(25)が映画の解説を生で実況中継。称賛を浴びた物語冒頭のカメラ1台での37分ワンカット撮影について、上田監督が「6回撮影をしました」と“テイク6”のものだと告白。低予算ならではの工夫がいたるところにあり、映画に出てくるマンションの一室の場面は、上田監督が現在住んでいる自宅で「今も僕と妻が住んでます。ソファや台所にあるものも位置をずらしただけ」と秘話を明かし、既に映画を観た視聴者も、初めて作品を観る視聴者にも好評だった。
放送中はYAHOOリアルタイム検索の話題のキーワードで「カメラを止めるな!」が1位、「カメ止め」など関連ワードも上位にランクイン。SNS上で視聴者も“リアタイ視聴”で盛り上がった。
珍しい反応を見せたのが「NHK広報局」ツイッター。NHK関連の公式SNSアカウントが、民放の番組や他メディアによる番組紹介記事をツイート、リツイートするのは基本NG。だが、昨夜の「カメラを止めるな!」放送中は8日午後9時47分に「本当にノーカットだったよねぇ…#何の話 #どこの話 #NHKなんで」とツイートした。
同日午後10時6分には「実はうちもゾンビのドラマやってるんですよねぇ… #オドオドしながら番組のご案内を #人が楽しんでいるところをお邪魔したくない主義 #でもせっかくなのでとも思っている」と続けてツイート。明らかに「カメラを止めるな!」に触れているが、番組名などには触れずに“ギリギリ”の反応を見せた。
「NHK広報局」のツイートに対して、日本テレビ『金曜ロードSHOW!』の公式アカウントがリツイートで反応。フォロワーも面白がり、「まさかのNHKが反応するとは(笑)」「中の人も気になってたんですね」「さすがに番組指定のタグはつけないね」「NHKなら全編ノーカットできる!」などの声があった。