「いだてん」第11話は8・7% 瀧容疑者逮捕後初放送
2019年03月18日 09:51
芸能
NHKによると、第11話にはもともと瀧容疑者の出演シーンはなく、24日放送の第12話、31日放送の第13話は出演シーンはあったがカットされる。約3カ月先の放送分まで撮影を終えているが、瀧容疑者が撮影を済ませた4月放送以降の場面は撮り直しする方向で進んでいる。
大河ドラマ58作目の「いだてん」は、86年「いのち」以来33年ぶりの“近現代大河”。2013年前期の連続テレビ小説「あまちゃん」で社会現象を巻き起こした脚本家の宮藤氏が大河脚本に初挑戦。オリジナル作品を手掛ける。20年の東京五輪を控え、テーマは「“東京”と“オリンピック”」。日本が五輪に初参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪まで、日本の激動の半世紀を描く。
勘九郎は「日本のマラソンの父」と称され、ストックホルム大会に日本人として五輪に初参加した金栗四三(かなくり・しそう)、阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる。「昭和の大名人」と呼ばれる落語家・古今亭志ん生(1890~1973)が物語をナビゲート。志ん生役にビートたけし(71)、若き日の志ん生・美濃部孝蔵役に俳優の森山未來(34)を起用した。
第11話は「百年の孤独」。1960年の東京オリンピックを控える田畑政治(阿部サダヲ)は開会式を研究すべく、ストックホルムオリンピックの記録映像に見入る。時は1912年7月のストックホルムオリンピック開会式。「NIPPON」のプラカードを持ち、四三(勘九郎)と弥彦(生田斗真)が日本初のオリンピック選手として入場。そして競技が始まる。短距離走に臨む弥彦はレース前に極度の緊張状態に陥るが、監督の大森兵蔵(竹野内豊)の言葉によって本来の自分を取り戻し、一世一代の大勝負に挑む…という展開だった。
▼「いだてん」視聴率推移
1月6日 15・5%
13日 12・0%
20日 13・2%
27日 11・6%
2月3日 10・2%
10日 9・9%
17日 9・5%
24日 9・3%
3月3日 9・7%
10日 8・7%
17日 8・7%
※ビデオリサーチ調べ、関東地区