健康法?「愛と怒りかな」 都知事選候補者アンケに含蓄ある回答 本紙編集局長が見た裕也さん
2019年03月19日 09:00
芸能
この都知事選の最中、紙面企画で都知事選の候補者にアンケート調査をした。後輩記者を連れて、赤坂のホテルの喫茶室で裕也さんも取材した。入社したばかりの後輩は裕也さんをほとんど知らず、1ミリも恐れていなかった。アンケート項目を淡々と裕也さんに尋ねた。確か最初の質問は「家族構成を教えてください」だった。一瞬ポカンとした裕也さんは「俺にそんなこと聞くの?」と笑った後「うーん、別居中の妻子あり、でいい?」と答えた。何問かの質問の後、後輩はごく自然に「健康法を教えてください」と尋ねた。今度こそヤバイ、裕也さんに怒鳴られると首をすくめた。しかし、裕也さんは真剣に考えて、ポツリとつぶやいた。「愛と怒りかな」。最初はからかわれたと思ったのだが、よくよく考えると、実に含蓄のある深い言葉だった。確かに、誰かを愛する気持ちを持つことが、生きていく原動力になる。そして、怒ることは立派なストレス発散になる。この人はただものじゃないと思い至った瞬間だった。(編集局長・元尾 哲也)