2011年から闘病…萩原健一さん襲ったGISTとは 希少がんの1つ 発生頻度は10万人に1~2人

2019年03月28日 21:17

芸能

2011年から闘病…萩原健一さん襲ったGISTとは 希少がんの1つ 発生頻度は10万人に1~2人
萩原健一さん=2016年7月撮影 Photo By スポニチ
 「ショーケン」の愛称で親しまれた俳優の萩原健一(はぎわら・けんいち)さんが26日午前10時30分、GIST(消化管間質腫瘍)のため都内の病院で死去したことが28日、分かった。68歳。所属事務所が発表した。
 萩原さんはGIST(消化管間質腫瘍)で2011年から闘病中で、都内の病院で治療を受けていた。本人の強い希望で病名の公表を控えてたが、容体が急変。モデルのリカ(本名・理加)夫人に看取られて息を引きとった。

 国立がん研究センターが運営する「がん情報サービス」によると、GISTは消化管間質腫瘍を示す英語Gastrointestinal Stromal Tumorの略称。胃や小腸などの消化管の壁にできる悪性腫瘍の一種で、粘膜から発生する胃がんや大腸がんとは異なる性質を示す。発生頻度は10万人に1~2人と少なく、希少がんの1つに位置付けられている。

 過去には女優の仁科亜季子(65)が、55歳だった08年にGISTを患ったことを16年4月放送のフジテレビ系「ノンストップ」(月~金曜後9・55)で告白している。
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