千葉真一「仲間がどんどんいなくなっちゃう」
2019年03月31日 05:30
芸能
その個性が暴走することもあり「勝手なところもあって“このクソガキ”と思うこともあったけれど、すっと謝られると許しちゃうんだよ。そこが面白く魅力的だった」と苦笑。監督を交え3人で酒を酌み交わした際には「深作さんも“おまえやりすぎだぞ。もうちょっと抑えてやれ”とよく言っていましたよ」と懐かしそうに話した。「役を膨らませるというより“ショーケンだったら、この役”と合わせて使う監督が多かった気がしますね。面白いキャラクターでしたよ」としのんだ。
≪鬼気迫る雰囲気忘れない≫▼荻野目慶子(女優、「いつかギラギラする日」で共演)あの鬼気迫る雰囲気は忘れられません。映画のエンドロールで流れた、萩原さんが歌う「ラストダンスは私に」の歌も大好きでした。おしゃれで唯一無二の魅力を常に放っていらして…心より御冥福をお祈りいたします。
▽「いつかギラギラする日」 北海道を舞台に、現金輸送車を狙ったギャングたちと、その仲間割れや警察からの逃走を描く。銃撃戦やカーチェイス、破格の分量の火薬を使った爆破シーンなどド派手なアクションを盛り込んだ。当初予定していた3倍にあたる11億円の製作費がかかったといわれる。萩原さん、千葉、荻野目のほか、木村一八(49)らが出演した。
≪アッコ「歌に色気あった」 内海桂子「かわいい笑顔」≫○…萩原さんと同い年だった歌手の和田アキ子(68)は30日に放送されたニッポン放送の番組でデビュー当時を振り返り「ショーケン(萩原さん)は不良でジュリー(沢田研二)は貴公子」と対比。「かっこいい人でした。色気があるんだよね、歌に」としのんだ。内海桂子(96)はツイッターで「笑顔があまりにもかわいらしくて今でも覚えている。この笑顔はうそをつかない顔」と魅力をつづり「68歳は早すぎ」と惜しんだ。