勘九郎、海外ロケの秘話明かす ストックホルムで「日本より金栗四三が有名でビックリした」
2019年03月31日 21:21
芸能
ストックホルムでは現地スタッフの稼働ルールがあり「少しでも多く撮影したいのに、ミールブレークという休みのルールがあり、もどかしいこともあったが、スタッフの心意気は高く、気持ちの熱い方々で良い撮影ができたロケでした」と語った。
街で撮影していると日本人が珍しいのか、現地の方に声を掛けられたという。金栗四三のドラマを撮影していると説明すると“ミッシングジャパニーズ”として、日本より金栗が有名でビックリしたという逸話も披露。勘九郎は撮影中に本名で呼び掛けられて振り返ると、中学の同級生がいたという偶然のエピソードも明かした。
金栗と三島が当時悩まされた“白夜”に関しては、ドラマと違いホテルには遮光カーテンがついていて、ゆっくり睡眠がとれたと明かした。勘九郎にとって大変だったのは水浴びのシーン。「水道を止められて川で水浴びするシーンと、冷水浴のシーンをまとめ撮りしたので、ずっと川に入っていてキツかった」と苦笑い。「実は水質もあまり綺麗ではなかったのですが、テレビでは凄く綺麗に見えるんですね」と笑いを誘った。
イベントではストックホルム五輪で四三と親交を深めたポルトガルのラザロ選手の話に。ラザロを演じた俳優エドワード・ブレダからメッセージが届いたと、制作統括の清水プロデューサーが代読紹介した。
「ロッカールームで四三と握手した場面はとても象徴的で良いシーンでした。プロフェッショナルな日本の『いだてん』チームと仕事ができてうれしかった。また勘九郎さんと仕事がしたいので、是非仕事の話があったら呼んでください」と、自己アピールもしたためたブレダの手紙に勘九郎は爆笑した。
ドラマの回を重ねるごとにトークイベントの観客に「いだてん」が浸透している様子が感じられ、2人は盛り上がりを実感。今後の展開についても「ストックホルムから帰って来たあとの回も、爆笑シーンがあって、更に面白いドラマになっている」と自信をのぞかせた。