「倒していいですか?」霜降り明星・粗品 新幹線座席巡り“おばちゃん”と攻防戦 思わぬオチが…
2019年04月05日 20:47
芸能
粗品はマナーとして、必ず後ろの座席の乗客に「イス倒していいですか?」と一声かけるようにしていた。先日、新大阪で乗り込んださいも、いつものように声をかけたところ、「後ろの席のおばちゃん」は「ごめんなさい」と、両手でバッテンをつくったという。
「あれっ、何でやろ?」と、いつもと違う反応に戸惑った粗品だったが、「でも倒したい。もういっぺん、すみません、イスを…」と声をかけると、おばちゃんは同じように「ごめんなさい」と再度、断った。
こうなると、イスを倒すわけにはいかないが、粗品も意地になった。「めちゃくちゃ、ゆっくり倒しだした。1分に1度、太陽と同じスピードで…」。そして、「まあまあ倒せた」と思ったところで、後ろから肩をポンポンと叩かれたという。粗品が振り返ると、おばちゃんは今度もバッテンをつくっていた。
こんな攻防を名古屋まで続けた。サラリーマン風の男性が乗車してくると、粗品に向かって「そこ僕の席ですよ」と声をかけてきた。粗品が席を間違っていたのだ。切符を確認すると、正しい席は2つ後ろだった。「つまり、おばちゃんの真後ろ…」。
席を移動しようとした粗品は、そのおばちゃんが「イスを倒している」ことを発見した。「他人に厳しくて、自分のイスは倒す。なんや…」と憮然とした粗品は、「よーし、やっと反撃ののろしを上げられる。どう、懲らしめようか」と考えていたが、新幹線が名古屋駅を発車しても、おばちゃんの姿が見当たらない。そう、おばちゃんは「名古屋で降りていたんです」。このオチにスタジオも笑いに包まれていた。